標高3,000m/天空の散歩道に行ってみませんか?(3)
【隊長、トミー この時は
本当に有難う!】
前回、体調不良により、私だけ
山を降りるリタイヤ宣言をしました。
しかし、2人の提案もあって少し先の
八本歯のコルでしばらく休んで様子を
見る事にしました。
しかもコルまでは、隊長とトミーで
私の荷物の中で特に重いアイゼン、
飲料水を私のバッグから引き抜いて
分担して担いでくれました。
『なんていい奴らなんだ!』(泣)
【体調が復活したっ!】
雪渓端部でしばらく休んでいたら、
不思議な事に体調が戻ってきました。
睡眠不足?バッグが重すぎて肩に
負荷がかかりすぎて血行が止まってた?
いまだに理由はよく判りません。
いずれにしても3人で安堵しましたー。
我々は3人で登る事が大事なので!
一番ホッとしたのはもちろん私です。
皆さんも登山に行かれる前の
コンディション作りには御注意
して下さいね。
『体調戻って良かったー、ホッ。』
【雪渓を進みます!】
ではアイゼンを装着して雪渓を
登っていきましょう!
※雪上は音もなく石が落ちてくるので
落石に注意して前を見ながら進みます。
この時は仲間と一緒で本当に助かりました。
『隊長、トミー、この時は本当に
助かった! ありがとう!』
では次回、日本一高い岸壁
クライマーの聖地 北岳バットレスが
右上方に見え始めます。
今回もご一読頂き有難う御座いました!