【山の旅人 谷口ケイさんへ】北海道 大雪山系 黒岳(4)

①『太陽のかけら/大石 明弘 著』
② 冬季の大雪山系黒岳
『皆さん、こんにちは』

今回はセンシティブな内容になりますが、
ご了承下さい。

先日、登山家で山岳カメラマンの
平出和也さん(45)と
中島健郎さん(39)が
K2(標高8611メートル)で滑落し、
遭難されたニュースに衝撃を受けた方も
多いのではないでしょうか?

ご存知の方も多いと思いますが
平出さんの以前のクライミング
パートナーは谷口けいさんです。

その谷口けいさんも2015年12月に、
今回訪れた大雪山系黒岳山頂直下の
岩壁から滑落されて43歳の短い生涯を
閉じました。

今回、私が黒岳に登った理由のひとつは、
谷口けいさんの滑落現場で黙祷を
捧げるためでもありました。

ヒマラヤ山脈の未踏ルートに
挑戦するような大胆な冒険は私には
できませんが、けいさんへリスペクト
しながら、自分のチャレンジする山域
への線引きについて考えるきっかけにも
なりました。

最近、北アルプスで高齢者の方々が
遭難するニュースが増えています。

誰でも年齢を重ねる中で限界の設定、
言ってみれば
『登る山の線引き』
をどのようにしているのかの
責任も問われます。

『皆さんは登る山の線引きは
 きちんとできていますか?』

けいさんへの滑落現場での黙祷を通じて、
私は山や先の登山家へリスペクトを
しながら、今後の登山に向けた
心構えを改めて見つめ直すことが
できました。

黙祷

滑落現場付近は近づくと危険なので、
ロープで規制されています。

私が心を揺さぶられた
 けいさんのかけら

ここで言うかけらとは
生きる希望やチカラ』みたいな
イメージです。

1,自分のレールは自分で敷いていく

2, 自分らしく自分の力で生きること

3, もっともっといろんな事に興味を
  持って見ないともったいないよ!

『けいさんのかけら、頂きます。』

次回、北海道を一旦離れて九州での
新たな縦走計画を練ってみます。

今回もご一読頂き有難う御座いました!


以下の記事では
『太陽のかけら/著者 大石明弘
ヤマケイ文庫』を読んだ感想を
綴っています。

こちらの記事も是非併せてご覧下さい。

太陽のかけら アルパインクライマー
 谷口けいの軌跡を読んで】

https://naohiro-tozan.net/2023/02/21/taniguchi-kei-1/

https://naohiro-tozan.net/2023/02/22/taniguchi-kei-2/

https://naohiro-tozan.net/2023/02/27/taniguchi-kei-last/

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