夢のような山岳冒険 / 最後の秘境『北アルプス 雲の平( 黒部源流域)へ』(40)

① 三俣山荘を午前7時30分スタートっ!
② 伊藤新道の入口
『まずは鷲羽岳の中腹をトラバースしていきます。』
③ 雨の中、完全防雨スタイルでスターティン!(泣)。

【DAY4 伊藤新道へ入道】

『登山仲間の皆さん、こんにちはっ!』

北アルプス入山4日目の早朝、
三俣山荘の外では雨が降りしきってた。

登山計画自体も崩れそうな中、
朝食後に、三俣山荘のフロントで
心強いアドバイスをもらえました。

敦子さんが、雨雲レーダーの状況を
確認してくれて

『あと1時間もすれば数ミリ程度の
小雨になりそうっ!』

刻々と変化する北アルプスの
自然環境にも既に慣れてきてました。

『小雨程度であれば、もう何度も
経験してるっ!』

当初のスタート時間を30分遅らせ、
小雨になるのが見込める7時30分に
出発することにしました。

あと敦子さんからは追加で
ガンダム岩通過時のアドバイスも
もらいました。

ガンダム岩上部を通るのではなく、
下を通る方がより安全だと。

実はこのアドバイスがあったからこそ、
大きな岩の上を通過しようとして苦慮
していたら、

『あっ、これがガンダム岩やなっ!』

と気が付いて事なきを得ることが
できました。

雨の中のスタートでしたが、
信頼できる情報を得たからこそ、
安心して伊藤新道に向かうことが
できたような気がします。

『頼りになる情報やったなー。』

『敦子さん、
 その節は有難う御座いましたっ!』

伊藤新道 ルートMAP
https://kumonodaira.net/route/mitsumata_E1.html

④ 快調な足取りのトミちゃんですっ。
⑤ 高山植物 ヤマハハコ

【伊藤新道
 ハイキングセクション】

伊藤新道のルートは大きく分けて
4つのセクションに分けられています。

三俣山荘側(山側)から
1, 三俣山荘~庭園迄の
 『ハイキングセクション

2, 庭園から展望台迄の
 『原生林セクション

3, 展望台から第3吊り橋迄の
 『絶景セクション

4, 第3吊り橋から湯俣温泉(麓側)迄の
 『渓谷セクション

今回は三俣山荘からのスタートなので、
ハイキングセクション』からです。

標高差はないため、鷲羽岳の中腹を
トラバースしながら豊かな自然を
堪能できます。

しっかり踏み跡もついた道で歩きやすく、
まさにハイキング感覚のようなコースっ!

北アルプスの自然環境にも慣れ、
森林が雨をさえぎってくれることで、
雨の心配もほとんど薄れてきていました。

まずは起床後の身体をちょうどいい感じに
温めるにも良かったかと。

このハイキングセクションで、美しい景色と
自然の魅力に触れてみてください。

私達は
『雨が降っていたので、
 周囲の景色は見れなかった~』
でした・・・。

⑥ かぶり岩通過中!
⑦ 第一庭園へ到着ですっ!

【第一庭園へ到着
 しました~。】

三俣山荘から1時間程度で、
第一庭園(標高2,344m)へ到着。

7月のハイシーズンならきれいな
高山植物のお花畑が見られるん
ではないでしょうかー。

次回は『伊藤新道 原生林セクション
を報告しますね。

今回もご一読頂き有難う御座いましたっ!

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次回、原生林セクションですっ!
『お楽しみにっ!』

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