【浄土平湿原~山頂へ】福島 一切経山 1,949m(2)

『私で70分で山頂へ辿り着いてます』


【スタートは浄土平湿原から】
『こんばんは』
福島 一切経山山頂へのルートは
浄土平湿原からスタート。
『YAMAPの地図では2つのルートが
出てきますがビジターセンターに
向って左側からスタートして下さい』
『じゃないと湿原歩きができないっ』
浄土平駐車場から一歩歩き出すと、
まず迎えてくれるのが風に揺れる湿原の
草花たちと整然と敷かれた木道。
『ホントに東北のお山は木道がキレイに
整備されてますっ』
四季折々に表情を変える湿原は
初夏にはワタスゲやニッコウキスゲが
彩りを添え秋にはススキの黄金色の
湿原に変化していきます。
木道を歩くたび湿原を守る人々の
ご苦労も感じつつ、歩きやすいルートを
作って下さってることに感謝!

『木道を右に曲がると一切経山山頂へ』

『鎌沼への分岐から10分のところに避難小屋&トイレあります』


【湿原から火山帯へ】
酸ヶ平避難小屋から上の湿原帯を
抜けると景色は一変します。
緑豊かな高層湿原の雰囲気から、
火山特有の荒涼とした大地が
現れてきます。
これまでの優しい風景が嘘のように、
荒々しい自然の姿を突きつけてきます。
稜線に近づくとまるで別世界に足を
踏み入れたかのよう。
稜線上に出ると風はさらに強くなり、
視界が一気に開けました。
『本当に20m程度はあるかという程の
もの凄い突風が吹いてました』
( ノД`)シクシク…
振り返れば浄土平湿原と吾妻小富士、
その先には磐梯山の堂々たる姿まで
望めることができました。
荒涼とした稜線の先に広がる展望は、
まさにご褒美の景色。
浄土平湿原から山頂までは、
距離としてはかなり短いんです。
『私で70分で山頂へ辿り着いてますよ』
湿原の癒し歩きと火山の迫力、
その両方をわずかな時間で味わえるのは、
この一切経山ならでは。
浄土平湿原から続くこのルートは
自然のダイナミックな変化を体感できる
ワクワクする山歩きになるはず。
次回、さらなるご褒美の魔女の瞳と
呼ばれている五色沼の景観をお届けします。
今回もご一読頂き有難う御座いました!
以下の記事は一切経山登山の関連記事です。
こちらも併せてご覧下さい。
【浄土平駐車場へのアクセス】
https://naohiro-tozan.net/2025/09/18/tohoku-fukushima-issaikyouzan-1/
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