簡単に冒険旅行ができる方法!

青春を山に賭けて/植村直己 文春文庫

今回の山に行けない大雨連休の機会を利用して、普段できない事を
行おうと、読書に没頭してみる事を決意。読まれた人が人生観が
変わると聞いていた【青春を山に賭けて/植村直己著 文春文庫
を読んでみました。
圧倒的な面白さで一気読みができ、冒険旅行が簡単にできました!

夢が無限にふくらんでいく。
 モンブラン・マッターホルンを登ったら、次はアフリカの
 キリマンジャロ・ケニア山。エベレストを登頂したら、山頂で
 次のマッキンリー登山を決意。マッキンリー登頂したら、
 南極大陸横断!と、次から次へと夢が膨らんでいきます。

 人って、コンフォートゾーン(普段の生活快適領域)を飛び出て
 こそ、新しい発見や感動が見つかるものだそうです。
 植村さんは、コンフォートゾーンを出る大天才です。
 改めて、コンフォートゾーンを飛び出る事の大切さを学びました。
 

【誤解されても仕方が無いけれど、山は自分の為に登る。
 どんな小さな登山でも、自分で計画し、準備し、行動する。
 これこそ本当に満足のいく登山ではないか?
 (喜びも危険もすべて自分にかえってくる。)

 植村さんも、単独行を誤解される事を承知で記されていますが、
 本当に登山は行動・判断等、自己責任能力が問われますよね。
 改めて、事前の計画・準備の大切さを学びました。
 

周囲の人々の協力
 日本を飛び出して、4年超の間に、アメリカでの登山資金作り
 の為の農作業。(アメリカで移民局に見つかり、牢屋に入る。)
 フランスで、スキー場でのパトロールの仕事に就けるくだり。
 現地での登山許可申請時に苦労した際にも、必ず協力者が現れ、
 困難を乗り越えていきます。(しかも、現地の言葉は、話せ
 ない状況で、何とかクリアしていきます。)

 やっぱり人って、国内外問わず、ワクワクしている人には、
 無償で援助や協力をしたくなるものなんですね。
 改めて、ワクワク感が大切な事を学びました。

            以上、簡単に冒険旅行ができる方法でした。

『あとがき』
 マッキンリー(デナリ)に眠る、植村直己さんの御冥福を
 お祈り致します。
 
 

青春を山に賭けて/植村直己 文春文庫
青春を山に賭けて/植村 直己(文春文庫)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です