夢のような山岳冒険 / 最後の秘境『北アルプス 雲の平（ 黒部源流域）へ』(47)
まさにこの場所で転倒っ！
【DAY4 伊藤新道
渓谷セクション 2
ガンダム岩手前で
転倒っ！】
『皆さん、こんにちはっ！』
今回は自分へのフィードバックも含めて
ガンダム岩手前での転倒について
振り返ってみます。
今思えばガンダム岩付近が私には
核心部だったかな。
まさに上の写真の場所で踏んだ岩で
足が滑ってしまい前のめりに転倒っ！
登山バッグから先に身体を持っていかれて
川側に２ｍほど滑落して止まった。
登山中の滑落がいとも簡単に起こるのを
身をもって体感しました。
わずかにバランスをくずすだけで、
背中側の登山バッグ(10kg超）が先に慣性で
落下して身体ごと持っていかれるんですっ。
『あー、危なかった～。
滑落したらまあまあの水量やし・・・。』
怪我については前のめりに転倒した際に、
すねを強打し、長さ15cm程度の切り傷を
負いました。
しかしながら
『サポートタイツの上からで良かったー。
素肌やったらかなり切れてて
縫わんとあかんあったはず！ホっ。』
特に歩くのには支障はなく、山行を
継続できる軽傷で済みました。
【今回のフィードバック】
足を踏み外したり、バランスを崩したり
する事は、山行中はかならず起こる。
今後はストックを必ず携行し、
バランスを確保しながらの登山を
心がけよう。
転倒したとしても、転倒回数は
減らせるはず。
【ガンダム岩前の急流動画】
湯俣川の水量が少ない日でも、
この動画のような流れが絶え間なく
続いていますっ！
【ガンダム岩を
通過する方法！】
私たちは三俣山荘側（山側）から
湯俣川を下っていました。
故に山側から下るとガンダムの顔が
見えてこないんですよねー。（笑）
初めは大岩の上部を通過しようと
していました。
しかし大岩上部からは岩から
スベリ落ちるしかないよなー。
『どうしよー。』
そこでその日の朝、三俣山荘の
敦子さんに言われた事を思い出しました。
『ガンダム岩は下から回った方が
いいですよっ！』
『あっ、これがガンダム岩かー。
これ下から回らんとあかんねんなっ。』
と気が付きました。
以下に写真を使用してガンダム岩を
通過する方法を説明しておきますね。
来シーズン以降の通行のご参考に
されて下さい。
※ 第3吊り橋側から第1吊り橋へ
下っています。
（こちらからだとガンダムの顔には見えない。
シャチの顔？）
下部（川側）に注意して下り立ちます。
それを使って上部へ登ります。
（ロープもあります。）
岩上部で身体ごと右側へトラバースします。
そのまま後ろ向きで鉄杭階段通りに下ります。（ロープもあり。）
『これでクリアできますっ！』
判るんですよねー』
『次回、第1吊り橋へ』
伊藤新道 渓谷セクションは
まだまだ続くー。（笑）
今回もご一読頂き有難う御座いましたっ！
【伊藤新道 ルートMAP】
https://mitsumatasanso.com/itoshindo/
ブログランキングに参加しています。
下記バナーへの応援タップを
宜しくお願いしますっ！
にほんブログ村
