【難しい山もあっていい!】北海道 大雪山系トムラウシ山~黒岳縦走 撤退ストーリー(8)

① コマドリ沢稜線上からの麓は快晴
② カムイ天井から見える前トムにかかる雲
『雲がかかってるところは強風が吹いてますー』
山頂付近は悪天候でも
 山麓は快晴】

『皆さん、こんばんは』

山頂付近は悪天候なのに山麓では
晴天が広がっていることは登山を
していればしばしば経験します。

今回は前トム平で悪天候の中一夜を
過ごしトムラウシ山を撤退。

改めてトムラウシ山って難しい山だと
痛感しました。

コマドリ沢上部に戻ってくると
これがまたいいお天気なんですよね~。

『下から登ってこられる登山者が
いるのも納得できます』

コマドリ沢ですれ違った数名の登山者に
前トム平から上部は悪天候である事を
伝えました。

『前トム平から上はものすごい
突風が吹いてますよー。』

『一度、前トム平に上がってから進退を
判断して下さいね。』

ほとんどの方は止む無く撤退されました。

この日にせっかく休みを取られてるのに
ホントに残念ですよね。

麓が晴れていると天気予報が悪くても
『もしかして登れるかも?』
と思わざるえないので本当にやっかい。
(①、② 画像参照)

最新の上部の天候状況はやはり下って来る
登山者に聞いて確認する方法がベスト。

『なにせ今、上から下って来られた
とこなんですから』

以下、トムラウシ野営場でお会い
した方との会話です。

私:『トムラウシ山にもどこかに
避難小屋があったらいいですよねー。』

その方:『トムラウシみたいに
難しい山もあるからいいんだよ。

うーん、ホント納得させられた
一言でした~。!(^^)!

③ トムラウシ野営地
『この日は4名/1パーティーと私のみ』
④ まずこの日の寝床を整えます。
『もの凄いアブの攻撃にあってます~泣』
トムラウシ野営場での
アブ・ブヨ・ハエとの闘い】

トムラウシ山を無事に下山し、
まず東大雪荘に向かいます。

東大雪荘に到着後、まずは野営場の
使用料500円を支払います。

まずこの日の寝床を確保する為、
野営地へ向かいました。

東大雪荘から野営地までは
徒歩15分の距離ですが、疲労も
溜まっていると意外とキツイ。

『歩いてる最中にやたらとアブが
たかってくる・・・なんか嫌な
予感がする』

予感は的中しました。

テント設営中にアブ・ブヨ・ハエとの
暗くなるまで繰り広げられるアブ・ブヨ、
ハエとの闘い。

『虫除けスプレーなんて全然効かないっ』

『持参してた蚊取り線香もあまり
効果が無い・・・』

最終的にはレインウエアを上下に着て、
汗だくになりながらなんとかテントを
設営しました。

テントを設営したら東大雪荘で
温泉タイム。

この温泉はホントに最高で、
疲れた体を癒してくれます。

サウナと冷水浴を3セット繰り返して、
リフレッシュしました。

2年前は冷たすぎては入れなかった
水風呂も今回は耐えれた~。

『自分がサウナ―として成長してる
のを実感したっ』

温泉を満喫して野営地に戻ると
暗くなっていたせいかアブ・ブヨ・
ハエはどこかへ消え去りました。

『ただやっぱり色々な虫はテントに
寄ってきます』!(^^)!

それでも昨晩の強風の中でのビバークで
過ごしたことを考えれば今回は
全然安心でした。

お休みなさ~い

いつのまにか爆睡してました。

⑥ 朝散歩してたらエゾシカがいたっ!
『左上の岩上にすこーし写ってますっ』
⑦ 翌朝の至福のモーニングタイム
次回、新得経由で
旭川を目指しますっ


皆さんも安全でワクワク登山をっ。

今回もご一読頂き有難う御座いました!

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