【太陽のかけら】アルパインクライマー 谷口けいの軌跡 を読んで(最終回)


【もっともっといろんな事に
 興味をもって見ないと
 もったいないよ!】

2014年夏、けいさんが20代の
女性だけのメンバーでネパールの
ムスタンのマルセイル(6,242m)へ
行った際のお話。

けいさんはムスタンの村では
毎朝早起きして村の人々の様子を
観察していました。

人々はそんなけいさんに逆に
興味をもってけいさんの周りに
次第に集まってくるように。

登山の事しか見えていなかった
女性メンバーに対して放った一言。

もっともっといろんな事に
 興味を持って見ないと

 もったいないよ!』

登山の事だけじゃなくて行った先の
人々の暮らしぶり等にも興味を
持って見てみる。

本当に必要な事だと感じました。

その他、魂を揺さぶられた言葉

やってみなければわからない。

山と友達になれたら登らせて
 もらえるような気がする。』


酸素吸っちゃった!』等。

ちなみに日本人の冒険家が亡くなるのは
何故か43歳が多いんです。

植村直己さんもデナリで亡くなられたのは
けいさんと同じ43歳。

氷壁に自分だけのルートを描かれた
けいさん。

43歳の短い生涯を自分でレールを敷いて
駆け抜けられました。

けいさんのかけら、少しだけ頂きます。

今回もご一読頂き有難う御座いました。

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