【前トム平での天国と地獄 天国編】北海道 大雪山系トムラウシ山~黒岳縦走 撤退ストーリー(6)

①今回は ← 前トム平から
『トムラウシ本峰の2.6km手前です』
② ここだけハイマツ帯の平原が広がります。
『ぶっちゃけここでギブアップです~泣』
③ ハイマツで少しでも風を
防げるようテントを設営。
『ここじゃなかったらヤバかったっ』
前トム平にやっと
 たどり着く】

『皆さん、こんばんは!』

今回は前トム平にやっとたどりつき、
天国と地獄を味わった登山の天国編
お届けします。

『前トム平で過ごした夕暮れ時は、
 まさに天国のようでした~』

ブログの最後に前トムからの夕景動画を
貼り付けておきますので是非、
ご覧下さい。

コマドリ沢分岐 標高1,450mから
標高を300m上げて16時30分
前トム平(②画像)に到着。

トムラウシ登山口からは既に
6時間30分経過してました。

ここが無理して南沼キャンプ地まで行くか?
あきらめてここでビバークするか?
決断ポイントでした。

『うーん、17時頃には南沼に
到着する予定だったんだよな・・・』

正直、体力を消耗していて南沼まで
あと2時間歩く気力は湧かなかった。

また日暮れも迫ってきていて、
疲れ果てた状態で暗がりの中で南沼で
テントを設営するのも嫌だった。

『決めたっ、ここでビバークするっ』

止む無くここでビバークする決断を
しました。

実際、ここであれば天候が悪化しても
樹林帯のコマドリ沢へすぐに下降して
避難できるという考えもありました。

まずはテントの設営に取り掛かります。

この後、強風予報が出てるので、
絶対にテントが飛ばされないように
設営をする必要がありました。

しかもコルでは無いけれども、
どう考えても風の通り抜ける平原。

強風に備えて少しでも風を防げる
ハイマツの茂みの中にテントを設置
しました。(③画像)

またペグは深く打ち込み、
張り綱は大きな石に巻いておき、
絶対に飛ばされないようにしました。

テントを設営した後は周囲の山々の
アーベント・ロートを眺めながら
至福の夕食を楽しみました。

では天国のようなひとときの
以下画像をご覧下さいっ。

④ この日はこれから天候急変するとは
思えないほど超快晴でした~。






⑤ 前トム平から見えるトムラウシ山
⑥ 『できればこの日の山頂に、
立ちたかったなー』
夕暮れ時の
 天国タイム

まさに天国のようだった夕暮れ時の
画像&動画を貼り付けますね。

この時はまだ風も弱くて前トム平では、
静寂の時間が流れてました。

『めっちゃ幸せでした~ !(^^)!』

この夕景を観れただけでも、
良しとしなければっ。

⑦ 何とも美しい夕空の雲の色。
⑧ 天国のような静寂の時間が流れてた。
次回、天候が予報通りに急変する
地獄の前トム平を投稿予定。

『もの凄い突風が吹き荒れたっ』

皆さんも安全でワクワクする登山を!

今回もご一読頂き有難う御座いました。

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