やっぱり最高の場所だった！/北アルプス奥穂高岳3,190m編(10)

【もー1回だけ前穂山頂
　からの大パノラマを！】

もー1回だけ前穂山頂からの
大パノラマをアップさせて頂きますね。

前日の雨のお陰で空気が澄んでいた事も
あって、かなり遠くまで見渡す事が
できました。

『乗鞍岳の向こうには御嶽山まで
　見えてるっ』

下記画像は明神岳とジャンダルム～
西穂高方面に架けてのスカイライン。

やっぱり晴天下での山行が一番ですね。

【重太郎新道】

重太郎新道は穂高岳山荘の
初代オーナー今井重太郎さんが
昭和26年に作られたものです。

メンバーは重太郎さん、妻のマキさん、
5歳の娘・紀美子さんと作業員3名の
合計6名。

当時は岳沢から前穂高岳への
ルートがあまりに危険だった為に
作られたものです。

なんとその工事期間は総距離2km、
標高差900mをたったの約2週間で
作られたそうです。

重太郎新道を歩かれた方なら
わかると思いますがあの岩稜帯の
急斜面に登山道を作る。

相当大変な難工事だったことは
推して知るべしです。

遅ればせながら登山道を作って
頂いた事に感謝です。

前穂高岳へ取り付くポイントに
紀美子平があります。

重太郎の娘・紀美子（当時5歳）さんの
名前が付けられています。

参考文献：山と渓谷（山と渓谷社）